住友不動産と住友林業の注文住宅の違いがわからない。


結局どっちがいいのかな?
住友不動産と住友林業、どっちも「オシャレそうでちょっとお高い」というイメージだけ持っていました。
恥ずかしながら、名前が似てるからグループ会社なのだと思っていたくらい私は世間知らずで…
まずは知ることから始めよう!と両社の違いを徹底的に調査しました。
価格帯、デザイン、施工の自由度、将来性など、さまざまな要素を総合的に調査!
この記事では、両社の注文住宅を詳細に比較し、ライフスタイル別にどっちを選ぶべきかを考えてました。

自分に合った住宅選びの参考になれば幸いです。
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目次
住友不動産と住友林業の注文住宅|価格帯と標準仕様の違いを比較

住友不動産と住友林業はどちらも信頼のある大手企業なんですが、それぞれ価格設定や仕様は結構違うことがわかりました!
ここでは、両社の価格帯と標準仕様について詳しく比較していきます。
項目 | 住友不動産 | 住友林業 |
---|---|---|
坪単価の目安 | 約70〜90万円 | 約85〜130万円 |
標準仕様の特徴 | 最新設備・高断熱材など充実仕様が標準装備 | 無垢材・高級建材など自然素材と高品質にこだわり |
設備の内容 | 高性能な断熱材、都市型のモダン設備 | 天然木を活かした内装、環境配慮型の高級設備 |
設計の自由度 | 高め(2×4/2×6工法) | 非常に高い(BF構法による自由設計) |
デザイン傾向 | モダン・スタイリッシュ | ナチュラル・木の温もり |
コスパ評価 | コストと性能のバランスに優れる | 高価格だが素材と仕上がりで納得感あり |
向いている人 | 予算を抑えつつ充実設備を求める人 | 木の家にこだわり、上質な暮らしを求める人 |
住友不動産:坪単価70〜90万円、標準仕様が充実
住友不動産の注文住宅は、坪単価が約70万円から90万円となっています。
参考計算してみると、我が家の坪単価は80万円でした。
この価格帯で提供される標準仕様には、高性能な断熱材や最新の設備が標準装備されています。
標準仕様だけで建てても高級マンションの一室が出来あがっちゃうくらいに標準のレベル高いです!
さらに、住友不動産は「設計自由度」の高さを提供しており、自分のライフスタイルに合わせたデザインを取り入れやすい点が魅力です。
軽く要望を言ったら、営業さんが間取りをチョチョイと書き換えてくれるのでびっくりしました。
一条工務店と迷いましたが、間取りの自由度は圧倒的に住友不動産が強かったです。
住友林業:坪単価85〜130万円、木質感と高品質仕様が特徴
一方、住友林業の注文住宅は坪単価が85万円から130万円という高めの価格帯に設定されています。
住友林業の最大の特徴は、天然木を活用した木質感のあるデザインです。
林業って社名についてるくらいなので、ナチュラルモダンな印象が強いですよね。
高品質な木材を使用することで、住まい全体に自然な風合いと温かみを感じさせる空間を提供しています。
また、住友林業の標準仕様には高級設備が多く、特に建材や仕上げにこだわりがあります。
近所で住友林業の家が建てられていて、外観から高級感と他とは違う雰囲気が漂っていました。

坪単価130万は流石にきつい…
価格に見合った仕様とデザインのバランスを検討
住友不動産は、比較的手頃な価格でありながら、設備が充実しており、コストパフォーマンスが高い!
一方、住友林業は、天然木を活かしたデザインや高級設備にこだわりあり!価格は高めだけど、木の温かみを感じることができ、素材にこだわる人にはおすすめ。
住友不動産と住友林業の注文住宅|構造・工法・設計自由度の違いを比較
住友不動産と住友林業は、それぞれ異なる工法を採用しており、それが住宅の耐震性やデザインの自由度に大きな影響を与えます。
ここでは、両社の工法と設計自由度の違いについて比較します。
項目 | 住友不動産 | 住友林業 |
---|---|---|
採用工法 | 2×4・2×6工法(木造枠組壁工法) | BF(ビッグフレーム)構法 |
構造の特徴 | 壁構造で耐震性・耐久性に優れる | 柱や壁を最小限にし、自由な設計が可能 |
設計自由度 | やや制限あり(壁が構造体のため) | 高い(大空間・大開口など自由な間取り) |
施工性・コスト | 比較的施工が早く、コストを抑えやすい | コストはやや高めだが自由度が高い設計が可能 |
リフォーム対応 | 壁が多いため間取り変更に制限あり | フレーム構造で間取り変更がしやすい |
向いている人 | コスパ重視・標準的な間取りを希望する人 | デザインや将来の変化に柔軟に対応したい人 |
住友不動産:2×4・2×6工法で耐震性とコストパフォーマンスを重視
住友不動産が採用している主な工法は、2×4(ツーバイフォー)工法および2×6(ツーバイシックス)工法です。

ちなみに我が家は2×4工法です。
これらはアメリカ発祥の木造軸組工法で、耐震性や耐久性が非常に高いとされています。
特に、2×6工法は壁の強度が高いため、地震に強い住宅を実現!
また、2×4工法は、壁全体が構造体となっているため、安定性が増し、シンプルな構造で高い耐震性を確保できます。
これにより、住友不動産の住宅は、耐震性を重視しつつも、コストパフォーマンスを高めることができます。
マンションの取り扱いが多いから、耐震といえば住友不動産って印象が強かった!
住友林業:BF構法で大空間・大開口の自由設計が可能
住友林業は、BF(ビルダー・フレーム)構法を採用しています。
この工法は、鉄骨を利用したフレーム構造で、木造の住宅に比べてより自由度の高い設計が可能です。
BF構法の特徴は、柱や壁を最小限にすることで、広い空間を確保できることです。
このため、住友林業の住宅は、大空間や大きな窓を持つ開放感のあるデザインが可能となっています。
広いリビングに柱を入れないといけなくなるの、めちゃくちゃ嫌ですよね。
構造的に仕方ないって思ってましたが、工法によっては柱なしでも広い部屋作れるんだ!ってびっくりしました。
柱とか壁に邪魔されていない、広いリビングって理想的だよね。

将来のリフォームや間取り変更の柔軟性を考慮
住友不動産の2×4・2×6工法は、耐震性を高めるための強固な構造ですが、壁を多く使用するため、間取り変更やリフォームには一定の制約があります。
一方、住友林業のBF構法は、自由度の高い設計が可能であるため、将来の間取り変更やリフォームがしやすいんです。
そのため、将来的に間取りの変更やリフォームを考慮した場合、住友林業のBF構法の方がより適していますね。

家族が多かったら、住友林業のほうが家族の生活環境に合わせられそう!
数年後に子ども部屋作るとかもありだね。

住友不動産と住友林業の注文住宅|デザイン・内装・提案力の違いを比較
住友不動産と住友林業は、それぞれ異なるデザインですし、その提案力にも大きな違いがあります。
ここでは、両社のデザイン・内装・提案力の違いについて詳しく比較します。
項目 | 住友不動産 | 住友林業 |
---|---|---|
デザインの特徴 | モダン・都会的・ホテルライク | ナチュラル・木の温もり・上質感 |
内装の雰囲気 | シンプルかつ高級感のある洗練空間 | 木材を活かした自然で落ち着いた空間 |
標準仕様 | 高級マンションのような設備や素材 | 無垢材など自然素材にこだわった仕上げ |
提案スタイル | 都会的で統一感のあるモダン提案 | 自然素材を活かした多様なスタイル提案(和モダン・北欧風など) |
おすすめな人 | スタイリッシュで都会的な暮らしをしたい人 | 自然に囲まれた癒しの空間を求める人 |

私は価格とデザインで判断したよ!
住友不動産:高級マンション仕様のモダンデザインが標準
住友不動産の注文住宅は、モダンで洗練されたデザインを特徴としています。
壁紙や床材、照明などはシンプルでありながらも高級感を漂わせるデザインが多く、都会的な洗練された雰囲気を作り上げます。
また、標準仕様としては、キッチンやバスルームなどの水回りも最新の高級設備が採用されており、機能性とデザイン性が両立しています。
住友不動産は、都市型でモダンなライフスタイルを好む方にとって理想的なデザインなんですよね!

我が家はホテルライクを目指してたので、住友不動産がデザイン面でもベストでした。
住友林業:木の質感を活かしたナチュラルで上質な空間提案
住友林業は、「木」の素材感を活かした温かみのあるデザインが特徴です。
木材をふんだんに使用することで、自然との調和を大切にしたナチュラルで上質な空間を提供しています。
さすが林業。
また、ナチュラルなテイストの中にも洗練されたデザインがあり、インテリアの選び方により、和モダンや北欧スタイルなど多様な雰囲気を楽しめる点も魅力です。
家全体が自然な温かさを感じる空間であり、特に自然素材を好む方やリラックスできる空間を重視する方におすすめです。

ナチュラルデザインとか自然が好きなら住友林業がピカイチですね。
デザインの好みやライフスタイルに合わせた選択を
住友不動産は、シンプルで洗練されたモダンデザインが特徴で、都市的なライフスタイルにフィットする空間を提供します。特に都会的でスタイリッシュな内装を好む方には非常に魅力的です。
一方、住友林業は、木材の自然な質感を重視し、リラックスできる温かみのある空間を提供します。自然素材を取り入れた空間で、落ち着きや安らぎを感じたい方におすすめです。

デザイン面は都会的な住友不動産、ナチュラルな住友林業と、意外にも両極端なんです。
住友不動産と住友林業の注文住宅|保証・メンテナンス・将来の資産価値を比較
住友不動産と住友林業はそれぞれ、保証やメンテナンス、資産価値の維持の方法が様々で、購入後の安心感に大きな違いがあります。
ここでは、両社の保証・メンテナンス体制と、将来の資産価値について比較します。
項目 | 住友不動産 | 住友林業 |
---|---|---|
保証体制 | 長期保証(10年以上)あり。構造・設備のトラブルに幅広く対応 | 明確な保証内容の記載は少ないが、品質に基づいた安心設計 |
メンテナンス体制 | 定期点検・アフターサービスが充実。点検時期も明確 | 高品質な素材使用により、長持ちしやすいが定期的な木材ケアが必要 |
使用素材の特長 | 高性能設備とモダン仕様が中心 | 木の質感・自然素材をふんだんに使用(無垢材など) |
将来の資産価値(リセール) | モダンデザインと設備の充実により市場評価も高め | 木の家はナチュラル志向に人気。ただしメンテコストには注意 |
向いている人 | 安心の保証体制とアフターサービスを重視する人 | 自然素材の家で、長く大切に住み続けたい人 |
住友不動産:長期保証とメンテナンス体制が整備
住友不動産は、長期保証と充実したメンテナンス体制を提供してくれています。
一般的な住宅の保証期間が10年であるのに対し、住友不動産は、10年以上の長期保証を実施しており、住宅の構造や設備に対して万全のサポート体制を整えています。
さらに、住友不動産は定期的な点検やメンテナンスサービスも提供しており、定期的なチェックと修理の提案を行っています。

荷ほどきも終わってないのに、1ヵ月点検に来てくれました。
住友林業:高品質な木材と構造で資産価値の維持が期待
住友林業は、使用する木材の品質と構造の堅牢さを重視しており、その高品質な建材と構造は、将来的な資産価値の維持に繋がります。
木材の選定には厳格な基準があり、耐久性が高いため、時間が経過しても品質が損なわれにくい特徴があります。
このように、住友林業の家は、年月が経っても価値が高まりやすいという点で、将来的な資産価値を維持しやすいといえます。
将来的なリセールバリューやメンテナンスコストを考慮
住友不動産の家は、構造や設備にしっかりとした保証があるのも安心ポイント。長く住んでも状態をキープしやすく、いざ手放すときもいい条件で売れるかもしれません。
一方、住友林業はナチュラル志向の人から人気があるので、これもリセールの強みになりそうです。ただし、木の家は定期的なメンテナンスが必要なので、その分の費用や手間は頭に入れておきたいですね。
住友不動産と住友林業の注文住宅|どちらを選ぶべきか?ライフスタイル別のおすすめ
住友不動産と住友林業、結局どっちがいいの?と思ったので、ライフスタイル別にどちらがおすすめかをまとめました!
ライフスタイルの傾向 | 住友不動産がおすすめな人 | 住友林業がおすすめな人 |
---|---|---|
デザインの好み | モダン・シンプル・都会的 | ナチュラル・木の温もり・自然派 |
コストパフォーマンス | 価格と性能のバランス重視 | 高品質素材に価値を感じる方向け |
設備・仕様 | 高級マンション仕様が標準装備 | 無垢材など自然素材にこだわり |
間取りの自由度 | 一定の制約あり(構造的理由) | 自由度が高く、大空間も実現可能 |
将来の資産価値 | モダンデザインでリセールにも期待 | 高品質な木造で長期的な価値維持が可能 |
向いている人 | 都会的で洗練された暮らしをしたい人コスパ重視で標準仕様に満足できる人 | 自然素材や自由な間取りにこだわりたい人長く住み続ける前提で選びたい人 |
コストパフォーマンス重視でモダンなデザインを求める方は住友不動産
コスパ重視なら住友不動産!
モダンで洗練されたデザインが特徴で、ホテルライクを好む方には特におすすめ。
予算内で、機能性とデザイン性のバランスが取れた住宅を手に入れたい方には、住友不動産の注文住宅がおすすめです。
木の温もりと自由設計、高品質を求める方は住友林業
自然素材にこだわりたい、広いリビングを作りたいって人は住友林業がおすすめ!
木の質感を大切にし、ナチュラルで上質な空間を提供しているため、自然との調和を求める方に最適です。
さらに、住友林業は、BF構法を採用しているため、自由な設計が可能で、大空間や大開口の設計がしやすい点も魅力ですね。
予算、デザイン、将来性を総合的に比較して選択
最終的には、予算、デザイン、将来性を総合的に比較し、自分のライフスタイルに最適な住宅を選ぶことが重要です。
住友不動産は、コストパフォーマンスを重視しつつ、モダンなデザイン。
一方、住友林業は、木材の質感と自然素材を活かしたデザインが特徴で、自由設計や高品質を求める方に最適です。

どっちも良さがあるから迷いますね。
まとめ
- 住友不動産
- コストパフォーマンス重視で、モダンなデザインが特徴
- 高級マンション仕様の設備が標準
- 価格帯が比較的手頃で、耐震性や省エネ性能に優れる
- 住友林業
- 木材を活かした温かみのあるナチュラルデザイン
- 自由設計と大空間を実現できる
- 高品質な木材と堅牢な構造で、将来的な資産価値の維持が期待できる
- 選択のポイント
- モダンで都市型のライフスタイルを重視するなら住友不動産
- 木の温もりと自由な間取りを求めるなら住友林業
どちらを選ぶかは、予算や求めるデザイン、将来の資産価値をどう重視するかによって決まります。
それぞれの強みを理解し、最適な選択をしましょう。