家づくり

間取りで風水を気にしないでOK?家相の悪い家で幸せに暮らせるのか

間取りで風水を気にしないのはアリ?

chimu

風水を気にしないでもいいけど、正直ちょっとは参考にしたほうがいいかも…

私は注文住宅で全く風水を気にしないで間取りを決めました。

「風水を気にしていたら理想の間取りにならない」と思って、動線や収納を優先したんです。

でも、実際に住み始めてみると、なんだかおかしい…。

  • 家族の会話が減った(特に夫婦間)
  • 夫が無気力ぎみでメンタルが落ちていった
  • 最終的に別居に至る…

「間取りで風水を気にしないのは本当に正解だったのか?」と、暮らしの中で感じた違和感を、この記事で正直に綴っています。

間取りで風水を気にしないのはアリ?実際どうなの?

注文住宅で間取りを決めるとき、私は正直「風水なんて気にしてたらキリがない」と思っていました。

住みやすさや間取りの動線、収納力を優先して間取りを決めたんです。

間取りが完成したときはすごく気に入って、ワクワクしていました!

でも、実際に住みはじめて数ヶ月たった頃から、「あれ?」という違和感が少しずつ積もっていきました…

風水を無視して住んだ人のリアルな体験談

「偶然だよね」「たまたまだよね」って何度も思いながら過ごしてきましたが、今振り返ると、いろんな“ちいさな不調”が重なっていた気がします。

  • 家族の会話が減った(特に夫婦間)
  • 夫が無気力ぎみでメンタルが落ちていった

原因が明確にわかるわけではないんですが、「なんとなく家にいると落ち着かない」「気持ちが休まらない」って感覚が、毎日じわじわ続いていくんです。

実は、引っ越しをして1年後に別居することになったほどです…

chimu

現在は、自宅と実家のに拠点生活になってしまっています。

調べてみると、我が家の間取りは、

  • キッチンと浴室が鬼門(北東)にややかかっている
  • 水回りの集中配置(鬼門側)
  • トイレと収納が裏鬼門(南西)にかかっている
  • 家の中心にトイレと納戸
  • 窓が少ない

…と、風水で「避けたほうがいい」と言われる条件にけっこう当てはまっていたんですよね。

風水を気にしない間取りのメリット・デメリット

気にしないメリット

  • 間取りの自由度が高く、動線はとても良い
  • 生活の利便性は高く、収納もたっぷり
  • 家族の生活にあった間取りを考えられた

気にしないメリットはたくさんありますし、実際間取りを決めるときは風水を気にしないことで家族間の理想のズレなどもなく決めることができました。

むしろ、住み始めるまでは超理想的な間取りができたと嬉しかったです!

気にしないデメリット

  • 家にいても気分が晴れない
  • 家族との関係性がギクシャクする
  • 理由のない不安感や不調が続く
  • 夫婦関係が悪くなった結果別居に至る

もちろん風水が原因かはわかりません。

でも、「風水=気の流れ」と捉えるなら、この違和感って、もしかして“気の流れが悪い”からなのかも…と思うようになりました。

家相が悪い家でも幸せに暮らせるのか…

家相が悪い家でも幸せに暮らせるのかについては、正直いまも答えは出ていません。

でも、できることから少しずつ整えていこうと思っています。

  • 鬼門側の水回りの角に観葉植物or炭or盛り塩
  • 2階中心にあるトイレと納戸をキレイに保つ
  • 納戸に不用品を溜め込まない
  • 窓を開けて換気する
  • 玄関に緑を取り入れる

風水に100%頼るつもりはありませんが、「家の空気を整える」って、自分の心や家族の空気も整えることに繋がる気がしています。

家族と一緒に取り組めば、改善しようという共通意識を持てるかも!という気持ちもあります。

家相を気にする割合は?

家相を気にする人は意外と少数派で、「かなり気にする人」の割合は全体の2〜3割ほどです。

実際、多くの人が「完全に信じるわけではないけれど、なんとなく気になる」程度で、家相をガチガチに意識して家を建てる人は少ないからです。

・家を建てる際に風水を意識した人は約3割、「方角・方位」が1位
・風水の知識を「インターネット」から得た人が最多
・風水を信じている人は約3割、風水を取り入れた人の約半数が効果を実感

引用:幸せお家計画

家相をどこまで気にするかは人それぞれ。

最終的に「気にしなかったことで後悔」するくらいなら「最低限は気にする」というのがいいと思っています。

多分、気にしすぎたら間取りを決められなくなるし、全く気にしなければ私みたいに後悔します。

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参考にする程度がベストですよね。

金持ちは風水を気にしないって本当?

「風水は全く気にしない」と公言する金持ちは少数ですが、「完全信仰ではないが、合理的に取り入れる」派が実は多数派です。

お金持ちは「結果を出すかどうか」が判断基準になっているようです。

迷信ではなく、「意味があるなら活用」「無駄なら切る」スタンスが強く、自分の経験やニーズに合えば取り入れている印象でした。

ドナルド・トランプ氏(米大統領、実業家)

風水師を雇ってトランプタワーやホテルの設計を行った経験がある一方、

「I don’t have to believe in Feng Shui for it to work. I just know it brings me money.」と発言。

「信じなくても効果があるから使う」と、完全否定ではなく結果重視で風水を取り入れています。

中国・香港の富裕層や大手不動産開発者

億単位のマンション建設では風水師を起用するケースが普通で、

「信じる信じないではなく、マーケットとして価値があるから使う」という実利重視。

風水がマーケットとして価値があるというのが成功者らしい考え方ですよね。

「風水なんて迷信だから気にしない」は成功者の中ではむしろ例外でした。

本当に賢いお金持ちは、「ふだんは気にしないけど、効果的ならさりげなく取り入れる」という合理的な考え方なんです。

まとめ

  • 風水を気にせず間取りを決めたことで、動線や収納力は大満足だった
  • しかし住んでから、家族関係の悪化や不調が続き「気の流れの悪さ」を感じるように
  • 鬼門に水回り集中、中心のトイレ、裏鬼門のトイレなどが後から気になった
  • 少しずつ風水を取り入れて整えることで、気持ちの安定や空気の変化を感じている
  • 風水は“信じる”より“整える習慣”として取り入れるのがちょうどいい

風水を完全に信じるつもりはないけれど、無視したことで後悔したのも本音です。

暮らしに違和感を感じたときに、「家の気を整える」意識があるだけで、心の整理にもつながるんだと思いました。

今はまだ2拠点生活ですが、「家族が気持ちよく過ごせる空間」を少しずつ整えていきたいと思っています。

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